“ファー・ブルトン” ブルターニュ地方のお菓子。クルミとメープルの新作ケーキ
メイプルノワ
グラニュー糖の代わりにメープルシュガーを用いて炊き上げたカスタードクリーム。炊き上がりにバターを加えてコクを加えた仕上がり。飾りとして絞ったクリームです。
クルミは軽くローストしてからフードプロセッサーでペースト状に。
ローマジパンとクルミペースト、卵黄、卵白の別だてビスキュイとクルミペーストで仕込んだババロアをセンターに埋め込んでいます。
メープルシロップとマスカルポーネで仕込んだムースは独特の甘味と風味豊かな仕上がり。
土台部分にはアーモンドのソフトスポンジ。
切り分けたムースのベースにローストアーモンドとミルクチョコレートをミックスしたコーティングで全体をコーティングして完成です!
素材そのものに甘味がある組み合わせですがクルミもマスカルポーネも豊かな奥深い食材。メイプルシュガーも然り。組み合わせの妙をお楽しみ下さいね^ ^
ファーブルトン
“ファー・ブルトン” ブルターニュ地方の菓子で、「ブルターニュの(牛乳の)お粥」という意味らしい。
この地方には独特の言語「ブルトン語」があって、もうひとつの有名なお菓子、『クイニー・アマン』もブルトン語だそうです。(クイニー=お菓子 アマン=バター)
ガレットブルトン、厚焼きのクッキーも有名ですね^ ^
ファーブルトンの生地は玉子とグラニュー糖、小麦粉と溶かしたバターにバニラ。最大の特徴は名前の由来にもある「牛乳」を冷たい状態で加える事。よーく見ればクレープ生地と一緒ですね。
しかし、、、
オーヴンで焼成するとチーズスフレのようにふんんんわりと浮き上がります。
仕込んだ生地は一晩寝かせてから。
型に溶かしたバターを塗り、メッシュの荒い砂糖をまぶして、ラム酒に絡めたプルーンを敷き、生地を流し入れて焼成します。
むっちりとした独特の食感、ラム酒の香りとフランスアジャン地方で収穫されたプルーンの存在感たっぷりのシンプルなお菓子。
レンジで温めて熱々を食べるのもオススメですよ”((∩´︶`∩))”