バレンタインメッセージ、アロマコンセプトチョコレートコレクション[Light on my fire]
焦がれるキモチ
恋焦がれるキモチ。
お菓子屋で頻繁に使う食材として「キャラメル」がありますよね。
日々キャラメルを作り続けていると
「あ、焦がれるってこんな感じかも」って思ったのがきっかけ(笑)
いろんな試作や、食材、アロマセラピストさんのアドバイスを基に完成した作品を「ショコラ」という側面でご紹介しますね^ ^
恋焦がれる
このアルバムのメインタイトルでもあります!
フレッシュクリームとコスタリカ産ミルクチョコレートのガナッシュですが、
コスタリカ産ミルクチョコレート自身が持つアロマ成分にもクローヴやレモンのスパイシーな香りが含まれているそうです。
クローヴはポトフなどの煮込み料理に使われる香辛料ですが、ここでは粉末状のクローヴを使用し、ごく少量ですが香りが広がりを持つギリギリのところで調整しました。
レモンオイル、フレッシュバターを加えた、シンプルな構成ですが、香りのノートが次々変化していくのが衝撃的かもしれません。この辺りにも「恋焦がれるキモチ」を表現したつもりですが\(//∇//)\
チャーミング
ピンク。小さなまるいフォルム。
ビジュアル面では申し分ないと思いますね。
赤い部分が、いちごとハイビスカスアロマオイルのパートドゥフリュイ。
ハイビスカスアロマのフローラルでスイートな香りが、糖分としての甘さとは違う、甘いキモチにさせる事が「嗅覚」の持つポテンシャルでしょうか?
キャラメルは軽く煙り立つ手前で。
フレッシュクリームと混ぜ合わせてキャラメルクリームにしてから、ホワイトチョコレートと乳化させ、ガナッシュに。
フレッシュバターはごく少量加えます、、、キャラメルらしさが際立ちますね。
勇気
グレープフルーツ果汁とローズマリーの葉を煮立たせてから炊き上げたパートドゥフリュイ。
焦がしたキャラメルにグレープフルーツ果汁を注ぎいれたフルーツキャラメル。溶かしたホワイトチョコレートとゆっくりと混ぜ合わせて柔らかなキャラメルクリームを作ります。香りに輪郭を付けるために、リキュール、ジンを加えて爽やかでキレのある香りを加えました。柔らかい、むしろとろりとした状態なのでチョコレートにシェルに流し入れる、といった手法をとっています。
ローズマリーもごく少量、かすかに香るぐらいでしょうか、しかしグレープフルーツと合わせることで、独特の強烈さは和らぐようです。
願望
ブラッドオレンジピューレを煮詰めたパートドゥフリュイ。
ピンクペッパー、オレンジ果皮、ローズマリーの花のはちみつをフレッシュクリームと混ぜ合わせて一度温めます。。
5分ほどラップを落として、香りを抽出し、ペルーブラックチョコレートと丁寧に混ぜ合わせて乳化させます。
ピンクペッパー、またはピンクベリーとも呼ばれ、以外にもコショウの様なキツイ辛味は持ち合わせていません。こちらも以外に柔らかな刺激をまとったプラリーンですよ