人気のチーズスフレはニューヨークチーズのしっとりさも兼ね備えた濃厚なレシピで焼き上げます
スフレチーズ、ベイクドチーズ。大きくその両者の違いを分別するとなると、スフレタイプが、カスタードクリームを炊き上げて、さらにメレンゲを加えて湯せん焼きする。ベイクドチーズは直火焼き。生クリームを加えて濃厚な味わいに仕上げる。空気を含ませず、クリーミーに。口どけからその奥行きの広がりを持たせる。近年ではこの濃厚さをアメリカンスタイルなリッチな味わいの冠詞として、「ニューヨークチーズケーキ」と呼ぶようになったのでしょうか? 軽さも濃厚さも両立させたオリジナルのチーズケーキは、まさに専門店だからこそ表現出来る味わいでもあります。濃厚さを決して重いものに感じさせない工夫として、軽く仕上げたアプリコットコンポートのような酸味を組み合わせることでより奥行きを感じさせるものに仕上がりましたよ。
マンハッタンチーズケーキ、ニューヨークでも、ひときわスタイリッシュな印象を持ったエリア。もちろんこのスイーツもそのひとつで在りたい。そんな想いのネーミングです!
デンマーク産クリームチーズで濃厚な味わいに焼き上げるメレンゲと合わせるチーズスフレの焼成とレシピ
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アングレーズの炊き上げからメレンゲの合わせまで。チーズスフレの仕込み方
柔らかく炊き上げた卵黄と柑橘の香りを加えた牛乳、バターと小麦粉のアングレーズと、デンマーク産クリームチーズを混ぜ合わせて行きます。
さらに生クリームの発酵乳、クレームエペスを加えます。生クリームよりもよりチーズらしい香り、そして焼き上がりのソフトな食感、そして素材のこだわり。これが味わいの大きな違いを生み出してくれますね。
そして、画像では伝わりにくいかもしれませんが、ヨーグルトをより濃厚にした様な、とろりとしたテクスチャーが加わることで、独特の風味はもちろん、半熟玉子の様なとろりとした口溶けが生まれます。
メレンゲと混ぜ合わせた生地は、セミドライアプリコットを並べたジェノワーズに流し込み、表面を平らに均して湯せん焼きします。
デザートスタイル。 ヴェリーヌスタイルを意識して、断面からも斜めのスリットでモダンなビジュアライズを促す、アプリコットのコンポートを添えました。 アプリコット果肉とピューレをゆっくり煮詰めてコーンスターチを加えてとろみをつけた、濃厚な仕上がり。糖分を控えて、フルーツらしい、しっかりとした酸味と香りが全体の構成にパンチを与えてくれます。
ジュレフロマージュ ジュレ。という名称ですが、ソース。という方がふさわしい、その味わいは、クリームチーズの脂肪分でゆっくりと固まる、なめらかなジュレです。 画像では柔らかくしたクリームチーズに、温めた牛乳を少量ずつ加えてのばし、なめらかでクリーミーな状態に仕上げていくところです。 ゼラチンを少量加えて、冷たい低脂肪生クリームを加えたら出来上がり。 ベイクドチーズと比較すると、玉子が入らない分だけ、軽めに感じますが、口どけの質感はまさしくニューヨークチーズケーキにも引けを取りませんよ!
そして、このチーズスフレのレシピを動画にて作り方と共に公開しています!
ジュレフロマージュの代わりに、森のバター「アボカド」で、ワカモレ風に仕上げた、まさしく動画サイト限定のレシピを紹介していますので、ぜひご覧になってくださいね!
もものロールケーキ
卵黄と卵白、別立てした生地にラズベリーピューレとフレッシュクリームを加えて混ぜ合わせた生地は、ほんのり「桃色」。生地そのものにもフルーティな味わいが楽しめますよ。
焼きあがった生地に、ホイップクリームを塗って、カスタードクリーム、スライスした桃を並べて巻き上げます。
仕上げにはもちろん、ジューシーな完熟白桃をかざりつけて完成です。
季節限定の販売ですので、どうぞお早めに
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