高台カフェ西洋館 右近家に焼き菓子を提供いたします
福井県南越前町、河野にある北前船主の館 右近家にて期間限定カフェを開催します。
今年のコンセプトは “voyage ~旅~”
北前船による交易で活躍した同館のノスタルジックな趣きを感じながら提供いたしますコーヒーは、遠くアフリカ大陸や中南米、インドネシアから船に乗って運ばれてきた、「旅する」飲み物です。
おそらく多くの人にとってこのカフェに、西洋館に足を運ぶことは、ちょっとした車での『小旅行』かもしれません。
思いがけない発見や、忘れられない想い出を胸に刻み込んでくれる。旅にはいろんな感動を与えてくれる扉の入り口にも似た要素があるのではないでしょうか? そんな空間を提供できたら。その想いを胸に、皆様のお越しを扉の向こう側にてお待ちしております。
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旅。というコンセプトを基に右近家所有の西洋館にて、テーマ性に沿って焼き菓子をコーヒーと一緒に。という期間限定カフェですが、数量限定で海の潮香る、オリジナルコーヒー「北前珈琲」の提供も。
低温殺菌した河野の海水で珈琲豆を洗い、ゆっくりと焙煎。ほんのりと感じられる「海」のやわらかな塩味はコーヒーの味わいのより奥深い世界へと誘ってくれるような豊かさをもたらしてくれます。
船で日本海側に運ばれた歴史にちなんで、和三盆糖を用いたパウンドケーキを。
和三盆と黒豆のケイク
和三盆糖のデリケートな味わいをぎゅっと閉じ込めたパウンドケーキに丹波の黒豆を加えた「和」の装いに仕上げました
和三盆糖とバターをミキサーでゆっくりとすりあわせ
小麦粉、アーモンドパウダーを加えて合わせたら
砕いた黒豆を生地に加えて焼き上げます
焼き上げたケイクには和三盆と水を合わせたグラスをかけて高温のオーブンで軽くローストしたら完成です!
北前珈琲との相性抜群の味わいです!
越前厨塩キャラメルのパウンドケーキ
同じく越前海岸の海水で作られた塩を使って「塩キャラメル」のパウンドケーキを。
北前船が大海原へと旅立つ海塩を取り入れ、旅に出かけるという高揚感を高めるイメージを。
焦がしたグラニュー糖に生クリームを加えて、溶かしバターに裏ごしながら注ぎ入れたキャラメルバター
玉子、グラニュー糖、小麦粉、アーモンドパウダーを合わせた生地に加えて
生地を乳化させ、一晩冷蔵庫に入れて休ませてから型に流し入れて焼き上げます。仕上げに越前厨塩を加えたキャラメルクリームを添えて。10月の気候にもぴったりフィットした濃厚なキャラメルフレーバーをお楽しみくださいませ
カフェショコラ ドゥ カルア
西洋館が建てられた1935年の翌年にレシピが完成したコーヒーリキュール、カルアを使ったチョコレートのケイク。
当時のノスタルジックさを遠い海外、メキシコ生まれのお酒からインスピレーションを得てスタイリングしました。
キャラメルのパウンドケーキ同様、玉子とグラニュー糖にココアパウダー、アーモンドパウダー、小麦粉を加えたベースの生地に、コーヒーソリュブルを加えて
チョコレートはカカオの重厚な味わいが感じられる感じられるトリニタリオ種をセレクト。
生クリームと合わせてガナッシュにしたら
溶かしたバターと一緒にして合わせて乳化させます。
仕上げにカルアを加えてコーヒーの香りのトーンを強調させます
焼き上がりにはホワイトチョコレートとバター、カルアを加えたホイップバターを表面に絞り出して完成です
なお、営業日程や新着情報はこちらのfacebookページからご確認いただけます
なお今回紹介した焼き菓子は前期メニューとしてご提供させていただき、イベントの後半にはまた違ったコンセプトメニューを提供する予定ですのでどうぞお楽しみに
昨年の高台カフェの内容、および右近家についてはこちらからご覧いただけますのでご確認ください
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