秋の季節限定マカロンとコンフィチュールは、洋梨と栗が主役です
秋の味覚といえば、土のもの。代表するとさつまいも。樹成りもの。色味は地味ですが、その味わいは、旬のだからこそ味わえるものばかり。早生の洋梨は希少ですし、いちじくはやはり9月ごろがいちばんおいしく感じられるので、シンプルにロールケーキにしたり。
完熟の美味しさをコンフィチュールに仕上げたりと、お菓子屋のキッチンも、食欲の秋も、同じ位忙しい季節かと思いますね。
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クレームフランジパーヌでマロンパイ焼き上げました
マロンパイ。秋になると、徐々にリッチな味わいの焼き菓子類なども好んで食べたくなりますね。アーモンドクリームベースに、渋皮煮の栗をごろりと加えてオーブンで焼き上げる。焼き菓子の無骨さも当然美味しいのですが、生ケーキとして愉しむとしたら、やはり旬のものを組み合わせるべく、洋梨をセレクト。完熟フレッシュのジューシーな果実、焼き込んだパイは、冷蔵でも湿気ることなく、その食感を楽しんでいただけますよ。
洋梨と渋皮マロンの生パイ。秋の味覚のコラボが大人気の生パイとして、秋バージョンでお目見えです。
パイ生地を敷き込んだ中に、渋皮マロンと基本のアーモンドクリームとカスタードクリームをブレンドした「クレームフランジパーヌ」を詰めて、オーブンでじっくりと焼成します。
アーモンドクリームにカスタードクリームをブレンドすることで、少しみっちりとした質感のクリームになり、食べ応えも増します。
焼き上げたパイに、カスタードクリームを絞り出して完熟の早生種洋梨をかざります。時間の経過とともに洋梨の果汁が滲み出てくるのですが、焼き込んだアーモンドクリームがうまくそれを吸収してくれるのです。
ミルクチョコのホイップクリームは、牛乳と合わせたガナッシュと低脂肪乳で仕込む「軽い」味わいですので、ボリューム感があってもすんなりと召し上がっていただけます。
しっかり焼き上げたサクサクパイに忍ぶ栗と、旬の洋梨の味わいの妙をお楽しみ下さいね。
新米で米粉のロールを焼き上げました
いちじくとこめ粉のロールケーキ
スチームオーブンでじっくりと蒸し焼きするこめ粉のロールは、ペルシュではすっかりおなじみになってきましたよね。
90度のオーブンでじっくりと蒸し焼きするので、焼き色はほとんど付きません。
ホイップクリームを塗り広げて、カスタードクリームを絞り出し、今が旬のいちじくを並べていきます。
ロールした上にスライスしたいちじくを並べてから切り分けて、ホイップクリームを添えれば完成です。
もっちりロールケーキに、なめらかな舌触りのいちじく。
今がいちばん美味しいいちじくをぜひともこの機会にどうぞ。
秋の味覚のコンフィチュール
富津金時とオレンジマーマレードのジャム
ジャム、コンフィチュールも秋の訪れを。
ダイスカットしてでんぷん抜きをした芦原富津金時。
オレンジは実とジュースを分けて。
あらかじめ炊き上げたオレンジマーマレードとオレンジジュースを合わせて一煮立ちさせたら、ボイルした富津金時を加えて、さらに煮詰めていきます。
ほくほくしたさつまいもの食感に、オレンジマーマレードのビターな味わいとフレッシュオレンジの芳香。カルダモンのタネを忍ばせているので、ふんわりと生姜にも似たアロマが食欲の秋を刺激しますよ。
西郷マロンミルクジャム
基本のミルクジャムに、西郷村の栗きんとんペースト、フランス産マロングラッセを砕いて加えたミルキーでほっこり気分になれる秋季限定品です!
栗きんとんのペースト。
粒感も残り、栗の味わいもはっきりとしています。
甘ったるさを解消するために、フランス産海塩を少量、ジャムの炊き上がりに加えてあげるのもひとつのポイントですね。
ゆずと洋梨の組み合わせで生まれた新作マカロン
マカロン 洋梨&柚子
洋梨と柚子を組み合わせて、洋梨のなめらかな味わいと、フルーティな香りを引き立たせる柚子の組み合わせ。
洋梨と柚子を組み合わせた秋のお菓子、梨くらべでも解説しています。こちらからどうぞ。
ホワイトチョコレートベースのガナッシュ。
洋梨のピューレに青柚子の表皮を削って加えて、香り立たせたクリームをサンドします。これももちろん秋季限定でのお届けです。
どの商品も九月に入ってからの発表となりました。
秋コレクション。いろいろ取り揃えてお待ち致しております!
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