嗜む生しょこら。利き酒と利きショコラのマリアージュの完成です!
嗜む生しょこら
シングルビーン、単一品種のチョコレートと加藤吉平商店の日本酒、梵をそれぞれ相性よく組み合わせて生チョコレートに仕立てました。
青猪口
プレミアムスパークリング× ドミニカホワイトチョコレート
麹の持つ甘みとフレッシュな味わいを楽しめます。
甘美なミルクテイストと麹の力強さのコラボレーション。
白猪口
吉平× コスタリカミルクチョコレート
日本酒の持つコクとまろみ、なめらかな舌触りのマリアージュ。お猪口の底から日本酒が溢れ出す仕掛けを加えて。
黒猪口
梵GOLD×ドミニカブラックチョコレート
カカオの力強い舌触りと対照的な、ふわりと広がる軽やかな香りのコントラスト。
梵GOLDに漬け込んだオーガニックyマスカットレーズンを忍ばせて。
生チョコレートの製法ですが
フレッシュクリームと溶かしたチョコレートを混ぜ合わせてガナッシュを仕込みます。
つややかな状態になったところで
日本酒を加えて混ぜ合わせます。
日本酒はチョコレートの総量に対して30%ほど添加されていますので、クリーミーな口溶けはもちろんですが、あまり日持ちが致しませんので要冷蔵での提供とさせていただきます。
湯通しして熱をとったオーガニックサンマスカットレーズンに、プラムやマスカットにも似たフルーティな香りが鼻腔を刺激する、麹の華やかなフローラルな一面を見事に引き出した梵GOLDをひたひたに注ぎ入れて漬け込み、
黒猪口の底に忍ばせます。マスカットレーズンは白ワインを彷彿させる味わいを持ち、梵GOLDとも当然ながら好相性です。
黄色いフルーツのようなフレッシュなタッチに続く、力強いタッチは白ワインを彷彿させるトーンの変化をまとった、ドミニカ共和国産ブラックチョコレート。
日本酒とはひと味違った印象が特徴的な味わいに仕上がりました。
GOLDのチョコレートディスクでふたをして、漬け込みレーズンを添えて完成です。
テンパリングしたミルクチョコレートのディスクを置いて、隙間をパイピングでクロージングします。
コスタリカ産トリニタリオ種カカオのミルクチョコレートは木のぬくもりを感じる、クリーミーな味わいに、重厚なブラックタイプのチョコレートをブレンドします。
山田錦50%精米歩合の純米大吟醸酒の「吉平」は、深くて幅のある味わい。麹のまろみとコク、なめらかな舌触りのマリアージュ。
チョコレートの重厚さ、吉平の重厚さを組み合わせて仕上げたなめらかな味わい。
お猪口の底から溢れ出てくる日本酒と生チョコレートが混ざり合い、新しい味わいをお楽しみいただけます。
瓶内二次発酵させた精米歩合20%の濁り酒は、麹の持つ甘みとフレッシュな味わいを楽しめます。
ドミニカ共和国産無発酵のカカオ豆を使用したホワイトチョコレートはドライフルーツのニュアンスを印象付けます。甘美なミルクテイストと麹の力強さの広がりのコラボレーションが楽しめるクリーミーな生チョコです。
プレミアムスパークリング日本酒のガナッシュ製法の動画をアップしました。
お時間ありましたらご覧くださいませ。
嗜む生しょこらの書を書いてくださったのは 書家・西山有紀さん。
「嗜む」・・・・ たしなむ という言葉の世界観。
一見、『嗜』の漢字の部首を不安定に組んでありますが
引いて見ますと絶妙なバランスを保っております。
まさに嗜んだものならわかる感覚。の世界観で書かせていただきました。
嗜む という文字にポイントをしぼっておりますので
生しょこら は上品に添える感じで書かせていただきました。
お酒の雫が落ちるようなイメージです。
福井県内外を問わず様々な作品を手がけていらっしゃる西山さんに今回の「嗜む」というコンセプトを伝えて一筆したためていただいきました。
①
芸事などを習って身につける。
②
好んで親しむ。好んで熱心にする。
「嗜む」に、ふたつの意味合いをもたせたタイトルです。
桐箱に和紙の掛け紙を巻いて「和」の装いに仕上げました。
こうして完成したペルシュの新作チョコレートギフトセットは和の装いたっぷりに、隅々までこだわり抜いた利き酒、利きショコラのコラボレーションです。